占いの世界でも「月」は神聖なものと考えられています。
満月というイメージを持っている方も多いかもしれませんが、新月にもそのパワーが秘められているのです。
では、自分でもできる新月の力を借りた願望成就や運気アップ方法はあるのでしょうか。
ここでは、注意点も併せてご紹介します。
新月の力を借りて運気アップ
新月とは、地球から見て太陽と月の位置が重なっている状態です。
ですから、太陽の光で月が見えなくなっている状態と考えてください。
この現象ですが、28日周期で繰り返されています。
月の満ち欠けについて
人間の本質は太古の昔も今も変わることは無いと考えられています。
だからこそ、古代の壁画などを見ても「伝わってくる何か」があるのかもしれません。
そんな人々の変わらない思いと同様に変わらないものが月の満ち欠けなのです。
この月を見上げ願うことが「新月に願う」形へと変化していったと考えられています。
生まれたての月
月齢カレンダーなどを見ると分かりやすいのですが、新月は生まれたての月。
何かを始めたり願い事をするのに最適な時期と考えられています。
ですから、このタイミングで自身の希望を月に祈ることで、願望成就へとつながるかもしれません。
ただし、月を見上げて願えばよいというわけではありません。
新月の力を上手に活用することが大切なのです。
願い事の組み立て方が重要
実際に新月の力を借りるには、願い事の組み立てが重要ポイント。
これらを知っておくと、より願いが叶いやすい環境を作ることができます。
月の満ち欠けを知り、そして新月に願いを託す。
このことでもしかしたら、長年の願いが叶うかもしれません。
また、そのタイミングで自身の運勢が良い方向へと向いているのであればぜひとも試してみて下さい。
運勢に関しては、バイオリズムから読み解くことができます。
書籍類なども販売されていますから、そこから把握するのも簡単な方法です。
また、プロである先生に鑑定依頼をしてバイオリズムを導き出してもらうのもまたオススメ。
願い事の組み立て方について
せっかく新月の力を借りるのですから、願いが叶いやすい環境を整えたいものです。
そこでここでは、具体的なポイントをご紹介します。
48時間を意識する
新月が出てきたら48時間以内に願いを託すか書き出すようしてください。
願い事の個数
願い事の個数は少なすぎてもそして多すぎても月に届く力が弱くなると占術の世界では考えられています。
だいたい、2個以上で10個以下におさめるのがオススメです。
願い事の書き方
祈りをささげるのも良いのですが、出来れば「書く」ことを心がけてください。
今ではパソコンやスマートフォンのメモ機能を使って書き出すこともできます。
しかしできれば、自分自身の手を使って書いてください。
潜在意識に届きやすくなるので実践したいポイントでもあります。
自身の幸せを願う
新月の力を借りられるのは「自身の幸せ」についてです。
人を飼える願いは叶えられないと考えられています。
自分主体で書くように心がけてください。
願い事をした後
願い事をすると、それが叶うのか気になるところではあります。
しかし、できる事なら「願った後は内容を忘れる」ようにしてください。
とはいえ、少し難しいかもしれません。
極力意識をしないと考えると良いでしょう。
なりたい自分を考える
願いが叶うとするならば、どのような自分になりたいでしょうか。
そんな「なりたい自分の姿」を設定して、それに必要な考え事を組み立ててください。
完了形で書く
願い事というと「〇〇しますように」と書いてしまいがち。
しかし、そうではなく「完了形」で書くように意識してください。
例えば「〇〇できました。ありがとうございます」などの書き方です。
あくまで、願いがかなっている状態であるかのように書くのがポイント。
このように、いくつかの注意点があります。
ポイントを抑えることで、より月に願いが届きやすくなるものです。
行うか何は適切な方法でそして真摯に進めていきましょう。
星座の象徴と鑑定依頼について
月には「星座の象徴」に沿った新月が毎月登ります。
よく「〇座の月」などと言われているのがこのことです。
この星座の象徴に合わせて願いを書いてみてください。
最初は難しいかもしれませんが、深く考えすぎずに注意点を守りながら「叶ったらいいな」というライトな気持ちから始めてみましょう。
鑑定依頼をしたい方へ
基本的に願い事ですから、先生に鑑定依頼をする必要は特にないかもしれません。
しかし、悩み事の解決などを願う際には鑑定依頼をするのもオススメです。
原因や自信が気が付かなかった新しい発見があるかもしれません。
より明瞭に自身を把握することによって、願い事の組み立てもしやすくなりますし、その分、月の力も借りやすくなるものです。
また、鑑定を受けることによって具体的なアドバイスも提示してくれますので、自身の努力にプラスして月を味方につけることもできます。
新月の願い事に関する相談について
新月に願い事をしたいから先生にアドバイスをもらいたいという方もいるでしょう。
こうした相談に関しても、受け付けている先生はたくさんいます。
特に、占星術を得意としている先生であれば、これらに関する知識も豊富である可能性大。
ぜひとも相談してみて下さい。
その人に沿った願いが成就しやすいコツからより詳細な方法までアドバイスしてくれるハズです。
自身が取り入れやすい依頼方法を選択する
素直に気持ちを話せる環境で依頼をするのも大切なポイント。
面と向かって話をすることに安心感がある方は「対面式鑑定」。
顔が見えると話しにくいと感じる方は「電話鑑定」。
時間がなかったり声を使っての鑑定環境が無い場合には「メール鑑定」や「チャット鑑定」がオススメです。
どの方法でも鑑定精度もアドバイスの充実度も変わりません。
ですから、自身の環境に合わせた方法を選択してみて下さい。
委ねることも実践してみよう
「これ」と決めて願い事をする方も多いでしょう。
しかし、そればかりではなく、ふとした時に願いが生まれたり時には思いもよらない願いが出てくることもあるものです。
これは、自身の潜在意識などにおけるサインかもしれません。
月はそもそも受動的な存在。
ですから、託すというよりも委ねるイメージが大きいのです。
このことによりも思わぬ願いが出てきたときこそ、新月の力を借りてみて下さい。
小さな願いでも構わない
「こんなことを月に願って良いの?」と考えてしまうような小さな願い事もあることでしょう。
しかし元来、人々が願う事柄に大きいも小さいもありません。
ですから「こんなこと」など思わずに、月の力を借りてみて下さい。
このように、委ねる気持ちそして願いの内容にナーバスになり過ぎずに新月の願い事をしてみてみましょう。
それが結果として、自分自身の大きな力になるものです。
また、願う事で前向きにもなれるもの。
これは、運勢としても良い方向へと進みやすくしてくれます。
新月は月に1回訪れるものですから、毎月「チャンス」はあります。
ぜひともタイミングに合わせて願いを月に伝えてください。